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エチオピアの森で育つ

野生の森で育つ 見上げるようなコーヒーの木

アンドロメダエチオピア リム

リムはコーヒー発祥の地とも言われるカファ地方で採れるコーヒー豆です。栽培方法はフォレストといい、人の手が加えられていない森から、直接コーヒー豆を採取するという方法です。凄いですよね。まったく人の手が加えられていない未開の深い緑の森なんて、日本にはもうほとんどないのかもしれませんが、エチオピアはアフリカの大地を受け継ぎ、今も右の写真のような、野生のダイナミックな森がある国なんです。
リムはそんなエチオピアが世界に誇っていける森、その、もの凄く豊かで新鮮な空気を、ずっと吸って育つんです。
自分もそうなんですが、やはり都会にいると、あまり空気がおいしいとは言えませんし、ちょっと気分も荒んできてしまって、たまには街路樹があったり、木が生えていたりする区や公園に出かけたくなる時があります。
エチオピアの森の空気は、そんなものとは比べられないくらいフレッシュなのでしょう。曲がりくねり、伸び、エネルギッシュに生きる、自然の美しい木々。
その中で何年もかけて、リムのコーヒーの木は育ち、見上げるような高さにまで成長し、豊かな実りをもたらします。

アンドロメダエチオピア ヤルガッチャフェ

ヤルガッチャフェは、カファ地方から車で3時間ほど離れたヤルガッチャフェ村というところで栽培されています。栽培方法はセミフォレストといい、自然林に年に二、三回刈り入れを行なうという栽培方法です。
左の写真を見ていると、何だかフルーティーな感じがしませんか? 自分はちょっと南国系な雰囲気を感じました。ヤルガッチャフェは、なんとタロイモやバナナと一緒に育つコーヒーなんです。コーヒーというと、あの茶色い豆のイメージが先行して、フルーツと一緒に育つと言われると意外なイメージかもしれませんが、はじめに採集される時には、コーヒーは赤い実なんです。
歴史でも少し触れましたが、遠い昔は、コーヒーは果実として食べられていたのです。

ヤルガッチャフェは自然林からそのまま手摘みするコーヒーなので、100パーセントナチュラルなコーヒーで、自然環境を破壊することがありません。
コーヒーの栽培法として、プランテーションや農園など、人の手の加えられたものが多くなってきてしまいましたが、そのような状況の中で、森や林に自生するコーヒーというのは、コーヒーが生まれた国エチオピアとしての誇りであり、世界中でも稀少になってしまった、昔から今も受け継がれている、本当の自然の実りです。

また、プランテーションでは、コーヒーの収穫量を増やすために、コーヒーノキを5メートルくらいに栽培して、1日の1人の収穫が大体200キログラムくらいになるそうですが、フォレスト・セミフォレストではコーヒーノキが伸び放題で、コーヒーノキに10メートル、15メートルの高さがありますので、もう木登りをしながら採集を行なうような状況で、1日1人の収穫量が20キログラムくらいしかないそうです。単純な比較としても10分の1の収穫量ですが、野生の森や林の中での採集は、実際に採集を行なう農民の方にしかわからないような、受け継がれてきた技術が必要でしょうし、時間の使い方もまったく異なってくるでしょう。
そういったエチオピアの文化が、コーヒーの採集・栽培に活かされているという意味でも得がたいコーヒー豆といえます。